明るい不登校対応

親御さんからの喜びの声の数、日本一! SIAPROJECT代表の木村優一が不登校対応のポイントを解説!

不登校の子供は勝者であり、幸せになれる

 

不登校の子供を持つ親御さんの多くは

 

「子育てで他の親に負けた」

 

と感じているのではないでしょうか。

 

(それは錯覚です。理由は後述しています(^-^))

 

 

我が子と他の子を比較し、

 

「他の子は学校に行けているのに、どうしてうちの子は……」

 

と無意識に考えてしまっている親御さんも多いはずです。

 

 

「よその子は○○ができているのに、うちの子は○○ができていない」

 

と無意識に考えてしまっている親御さんも多いでしょう。

 

(その無意識を改善して子供の力になる方法、を後述しています(^-^))

 

 

なかには、否定的な気持ちを遠回しに言ってしまっている親御さんもいるかもしれません。

 

「○○ちゃん、◇◇の賞をとったんだって。あなたも◇◇の才能あるんだから、頑張ればとれるのに」

 

「○○くん、期末テストで学年1位だったんだって。もともとの頭は、あなたのほうがいいのにね」

 

こんなふうに遠回しに「比較による否定」を伝達している親御さんもいるでしょう。

 

 

今ここで、逆の立場をイメージしてみましょう。

 

もし、あなたが「比較による否定」を誰かから言われたら、どんな気分になりますか?

 

例えば、あなたがお母さんで、旦那様から次のように言われたらどんな気分になるでしょう?

 

「近所の○○さんの奥さん、美人だし、スタイルいいよな~。お前もやせたらいいのに」

 

お父さんは、奥様から次のように言われたらどんな気分になるか考えてみてください。

 

「ママ友の○○さんの旦那様、イケメンで素敵よね。あのルックスで年収3000万円超えてるんだって。うちの5倍くらい裕福ね」

 

こんなことを言われたら、普通はまあまあ凹むはずです。(言い方にもよりますが……)

 

人によってはイライライラーーーッとするかもしれません。

 

もちろん、大人なら、この程度のことを言われても絶望するほどではないでしょう。

 

ただ、これが多感な時期の子供となると、どうでしょうか?

 

しかも、不登校という「一般的に見て挫折と思えるもの」を経験中の子供が、そういうことを言われたら……

 

どうなると思いますか?

 

不登校だった頃の私は、「比較による否定」を親から言われるたびに無気力になりました。何もヤル気がしなくなり、夜眠れない、朝起きられない、昼夜逆転のエスカレートで苦しみました。本当に、あのときは辛かったものです。

 

 

親御さんは「比較による否定」を言ってしまわないように気をつけることが大切です。

 

まずは、前述の想像をしてみるだけでもOK! それだけでも、子供に対して不用意な発言をしなくなるでしょう。不用意な発言をしなくなるだけでも「子供の無気力化」を避けることができ、不登校が改善に向かいやすくなります。

 

前述の想像は、必ずしておいてください。

 

 

 

比較否定の思考を取り除く方法

 

ここまで発言についてお伝えしてきましたが、声に出して言わなければそれでOK!というわけではありません。

 

親子の関係は密接です。声に出して言わなくても伝わってしまいます。

 

言葉にしていないのに100%伝わってしまうことさえあります。

 

ですから、

 

「声に出して言わなくても、親の思いはしっかりと子供に伝わっている」

 

と考えたほうが無難で、そう考えれば「比較否定の思考」を親の頭から取り除く必要性を感じるでしょう。

 

比較否定の思考を親の頭から取り除くために、簡単な方法として「究極まで比較する方法」を試してみてください。

 

中途半端に比較するのではなく、あらゆる点を比較するのです。

 

「◇◇では○○くんにうちの子は負けている。でも、△△ではうちの子は○○くんに勝っている」

 

「▲▲でも○○くんにうちの子は負けている。でも、◆◆ではうちの子は○○くんに勝っている」

 

といったように細部に1つ1つ目を向けて、あらゆる点を比較してみるのです。

 

そうすれば「すべてにおいて他の誰よりも勝っている人物はいない」とわかるでしょう。

 

例えば、キムタク以上にかっこいいルックスで東大を首席で卒業していてイチロー以上に野球がうまくてギタリストとしてグラミー賞を受賞していて孫正義以上に起業家として成功している人なんて、いませんよね?

 

抜群にルックスがいいキムタクでも野球ではイチローに負けるし、起業家としては孫さんにかないません。

 

逆にイチローや孫さんは野球や起業の才能があるけれども、ルックスではキムタクに負けてしまいます。

 

そんなふうに、誰でも「誰かに勝っているところ」と「誰かに負けているところ」の両方を持っているわけで、そうである以上「すべてにおいて他の誰よりも勝っている人物」は存在しないんですよね。

 

そこに気づけば、部分的な比較によって全体的な比較否定を印象付けることの不自然さにも気づくはずです。その気づきが得られる頃には、比較否定の思考がずいぶんと剥がれ落ちているでしょう。

 

比較否定の思考が親の心から消えていけば、子供はそれを感じ取り、様子が変わってきます。(元気になったりヤル気が湧いてきたりして、前に進み始めます

 

 

 

比較否定の思考を取り除く方法 Ⅱ

 

もう一つ。

 

「幸福感の比較幻想」を認識するのもいいと思います。

 

例えば、ここにAくんとBくんがいる場合、2人がそれぞれどれくらい幸福感を感じながら生きているか、計測することができるでしょうか?

 

計測できませんよね。

 

本人がどれくらい幸せを感じているかは「目に見えない心の中で生じているもの」ですから、それを計測することはできませんし、計測できないので比較することもできません。

 

比較するとしたら、それは幻想の世界でのことです。

 

「Aくんはこれくらい幸福感を感じているに違いない、一方、Bくんはこれくらい幸福感を感じているに違いない、だからAくんのほうが幸せだろう」

 

と考えたとしても、それはその人の頭の中で幻想として比較しているだけで、実際にどうであるかとは関係ありません。

 

ですから、幸福感の比較は幻想なのです。

 

それを知ってもなお我が子と他の子を比較したいならすればいいと思いますが、そこにあまり意味がないことはもうお分かりでしょう。

 

こうして認識を深めるだけでも、比較否定の思考から離れられるものです。

 

もちろん、一度認識を深めただけではすぐに元に戻ってしまいますから、継続して繰り返し認識を深める必要があります

 

元に戻らないように、上記に何度も繰り返し目を通すことをお勧めします。

 

 

 

どうしても比較したい親御さんへ【補足】

 

ここまで読んでもどうしても比較したい親御さんは、過去の我が子と今の我が子を比較してみてはいかがでしょうか(※)。

 

※「ここまで読んでも比較したがる親なんているの!?」と不思議に思うかもしれませんが、そういう親御さんもいます。特にスポーツを長年されてきた方に多いのですが「比較は絶対に必要!比較するからこそ成長でき、伸びるんだ!」と比較肯定に傾いている方は多く存在します。そういう方には「人生全体が運動系の部活ではない」という当たり前のことを認識するようにお勧めしていますが、それでもどうしても比較したい方のために補足させていただくことにしました。

 

我が子と他の子を比べるのではなく、過去の我が子と今の我が子を比べ、成長している部分を喜ぶ。そうすれば、ずいぶんと心が楽になる気がしませんか?

 

ただ、こうした比較のしかたをすると「今の我が子が過去の我が子に負けている部分」を認識してしまうリスクも出てきます。

 

また、子供の側としても「向上し続けなければ親から認めてもらえない」と思いこむリスクが生じます。

 

そうしたリスクもありますので、「過去現在の比較」を行なう場合にはそういった点に十分注意しながら行なったほうが良いでしょう。

 

親が「比較否定」を卒業するだけで、子供は見違えるようにイキイキとするものです。不登校脱出に向けて大きく進むことができます。これは即効性があるものですから、ぜひ、早い段階から思考変化に取り組んでみてください。

 

 

執筆者:シア・プロジェクト代表 木村優一

 

 

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お手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。

 

 

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