私が不登校だった頃、私の親はどう思っていたのか?
その本当のところを細部まで知ることは不可能でしょう。
私は「私の親」にはなれませんし、同じ親の立場となった今でも、私は「親」の立場を経験しているだけで「私の親」を経験しているわけではありません。私が「私の親」の気持ちを理解することは一生できないはずです。
私の親の話を聴いても、私が不登校だった頃の「私の親」は今の親と年齢が違います。もしかしたら、当時の気持ちを忘れてしまっているかもしれません。
つまり、「私が不登校だった頃の私の親の気持ち」は一生謎のまま。私ができることは、今の親から当時の話をよく聴いて推測するくらいです。
ただし、「不登校だった頃の私がどう感じたか」ははっきりとしています。
私がどう感じたか、ですから。
・当時の親の姿を見ていて、当時の私はどう感じたか
・「当時の親がどう思っているか」を、当時の自分はどう決めつけていたか
こういったことは私の“思い”ですから、私が語ることができます。
その一部を、ここでお伝えしましょう。
不登校だった頃の私の本音
不登校だった頃、私はこんなふうに思っていました。
「うちの親は、子供が不登校になって恥ずかしいんだろうなぁ」
「うちの親は、不登校になった僕のことをダメな人間だと思っているんだろうなぁ」
「うちの親は、僕のことを弱いと思っているんだろうなぁ」
とにかく、不登校になったことで親から否定的に思われていると思っていました。
実際、私の母親は「私は世間体が大事なの!!悪い!?」とヒステリックに怒っていましたし、私が感じていたとおり我が子のことを否定的に見ていたのかもしれません。
でも、前述の通り、それは一生謎のままです。
私には、解明しようがありません。
ただ、「当時の私が否定的に見られているように感じていた」というのは私に起きたことですからはっきりと断言できるんですね。
不登校だった頃の私の本音 Ⅱ
もう少し、当時の私の気持ちを明かしましょう。
当時の私は「親から否定的に見られていると感じること」に耐えられず、こんなことも思っていました。
「毎日学校に行っているいじめっ子の○○より、学校に行かずに誰も傷つけていない僕のほうがいい人間じゃないの!?」
冷静にそう思えていたわけではありません。
まるで大声で叫ぶかのように、心が悲鳴をあげるように、
「毎日学校に行っているいじめっ子の○○より、学校に行かずに誰も傷つけていない僕のほうがいい人間じゃないの!?」
と思っていたのです。
実際、そうだと思いませんか?
誰かをいじめながら毎日学校に行っている人間より、自分の学歴を犠牲にしてでも誰も傷つけない道を選んでいる不登校の子供のほうがマシだと思いませんか?
優劣をつけたくありませんが、個人的には「学校に行っているいじめっ子」より「学校に行かないいじめられっ子」のほうが優れているとさえ思います。
私はいじめは犯罪だと思っていますので、「いじめという犯罪を行なっている子供」と「いじめから逃げて不登校を選択している子供」を比較するなら、不登校の子供のほうが比較にならないほどまっとうだと思っているんですね。
もちろん、いじめっ子にも家庭環境の悪さなどの事情があるのかもしれません。
いじめっ子になりやすい背景がその子の人生にはあるのかもしれません。
だからと言って、いじめが許されるでしょうか?
人を殺してはいけないように、ダメなものはダメです。そのダメなことをしているいじめっ子は、世間から劣った存在として見られてもしかたないでしょう。
そう考えれば、不登校の子供はたいへん優れているとも言えると思うんですよね。
不登校だった私が決意したこと
私はいじめが原因で不登校になったこともあります。
私の場合、不登校の再発を何度も繰り返しましたので、不登校の再発の1つに「いじめを原因とした不登校」もあるのです。
その「いじめを原因とした不登校」になった時、私が何を思ったか。
それが前述の内容です。
「誰かをいじめながら毎日学校に行っているクソみたいな人間より、自分の学歴を犠牲にしてでも誰も傷つけない道を選んでいる自分のほうがマシだ」
本気でそう思っていました。(汚い言葉ですみません。当時の少年の私が心に浮かべていた言葉を忠実に再現しました)
ですから、私は、当時私をいじめていた連中を絶対に見返してやると決めていました。
誰かをいじめるような人間よりはるかに仕事で成功して、はるかに幸せな家庭を築いて、はるかに精神的に満たされる人生を送ろうと決めたのです。
その強い決意があったから仕事もプライベートも全力で楽しんでこれたし、今でもその決意はしっかりと残っているため、私はこれからも事業で成功し続けます。家族やまわりの大切な人たちのことももっともっと幸せにして、もっともっと精神的に満たされる道を歩んでいきます。
すでに、私のことをいじめていた人間とは比較にならないほど社会的に成功していますし、幸せな家庭を築いていますし、精神的にも十分に満たされていますが、ここで止める気はありません。無限に向上し、正義が圧倒的に勝つことを証明します(笑)。
そうして私があらゆる面でいじめっ子以上に幸せに、成功し続ける人生を歩めば、今不登校で悩んでいる子供たちの希望となれるかもしれません。少なくとも、私のサポートを受けている親御さんは、我が子の未来に希望を持ちやすくなるでしょう。
ですから、ここで断言しておきます。
私はもっともっと幸せに、もっともっと成功します。不登校の子供とその親の希望の光となれるように。
偏った見方(言い方)であることを承知であえて言いますが、誰かをいじめながら毎日学校に行っている人間なんてクソです。(再び汚い言葉を使って申し訳ありません・笑。この後も汚い言葉を使います・笑。こうした言葉を使うのは“いじめる側への喝”でもある点をご理解いただけたら幸いです)
そんなクソの犠牲者に心優しい子供(不登校の子供)がなっていいわけがありません。人間的にちゃんとしている心優しい子供(不登校の子供)は幸せになるべきです。それは権利ではなく義務と言ってもいいほどです。
不登校の子供は幸せになる義務があるのです。
不登校の子供を持つ親御さんへ
ここまで読んできても、あなたは我が子のことを「他の子供より劣った存在だ」と思うでしょうか?
子供が不登校になったことを恥ずかしいと思うでしょうか?
不登校になった我が子のことをダメな子だと思うでしょうか?
不登校になった我が子は弱いと思うでしょうか?
いじめが原因とは限りませんが、不登校の子供は何らかの原因で“避難”しています。その避難を選択したのは、その子が優しいからです。反発し、攻撃し、誰かを傷つけることで解消する道もあったのに、それを選ばず不登校という「避難」を選び、誰も傷つけない道を選んだんですよね。
唯一傷つくのは自分だけ。壊れるのは自分の人生だけ。そんな道を選んだ、優しい優しい子供なのです。
親御さんが世間体を気にする気持ちもわかります。他の子供の親御さんから哀れんだ目で見られたりすれば、耐え難い苦痛でしょう。自分の両親や義父母から我が子の不登校に関して批判されたり、子育てが間違っていたのだと非難されたりすれば、それもやはり辛いはずです。
ただ、その苦しみや辛さがある中でも忘れないでください。
あなたの子供の素晴らしさを。
あなたのお子さんには素晴らしいところがいっぱいあるはずです。心の優しさで不登校を選択できたのももちろんですが、その他にも探してみればいくらでもあるでしょう。
笑顔が可愛いところ、面白いことを言うところ、自分の考えを持っているところ、他人の気持ちを考えて行動できるところ、しっかりと生きているところ……
いくらでもあるはずです。
その我が子の素晴らしいところにしっかりと目を向けて、世間体や周囲の雑音に負けないでくださいね。
あなたが負けてしまったら、子供は味方を失うのですから。
親が我が子の素晴らしいところに目を向け、「この子は大丈夫。こんなにも素晴らしいところがたくさんあるんだから」と自然と思えるようになると、その思いが子供に伝わり、子供の様子が変わってきます。だんだんと自信を取り戻し、顔つきが変わってきます。そうして顔つきが変わってくると、不登校を抜け出す時期が近づいてくるでしょう。
もちろん、そうして不登校脱出した子供は、不登校脱出にとどまらず、社会的に成功する人物に育っていくはずです☆彡
執筆者:シア・プロジェクト代表 木村優一
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